塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

そんなもんだ

私が仕事から帰宅すると

先に帰宅していたポン助。

何だか元気が無い。


「テストお疲れ様。全部返って来た?」

「満点が1枚も無かった〜。(泣)」


がっくりと項垂れて

今にも泣き出しそうだった(笑)


「そっか。やっちゃったか〜。

でもそれが現実で、今の実力だよ。

小学校みたいに簡単に100点は

もう取れないと思うよ。

とりあえず直ぐ復習だね。

今回の勉強量でも満点が取れなかったなら

これから勉強内容や演習量を見直して

次に向けて切り替えたら良いよ。

反省は必要だけど、落ち込みすぎて

何も手に付かない時間は勿体無いよ。」


「うん。わかった。」


満点狙いだった数学は

まさかの簡単な問題の+と―が

逆になっていた符号ミスにより

98点に終わった。


「ああああ〜っ!くそっ!くっそ〜!!」


悔しすぎて叫びまくるポン助(笑)

本日返却された理科と国語も

全て90点超だったが

今回の期末テストは

1枚も満点が取れず

前回2位の女子にも抜かれたらしく

学年首位からも陥落確定。


中受経験者に勝てば

とても嬉しいだろう。

親にもさぞ褒められるだろう。

学年1位を取った子にしかわからない

物凄い達成感があるだろう。

ポン助には

悔しい気持ちもあるだろうが

彼女の努力を讃えて

リスペクトする様にと話した。


「せーの」でお互いの点数を

開示し合う様な

仲の良い女子らしいので

バチバチしたライバル意識は無く

お互いの思考を教え合ったり

女子ではかなり

突き抜けた優秀な子だと言っていた。



まあ

何位でも構わないが

前回の合計点を超えられなかったのは

何かやり方に問題があるのだろう。


しかし

前回のテストと言っても

中学入学直後の

小学校の復習の学力テストだ。

点数も合計点もかなり高い。


中間テストの無い学校の為

本格的な中学内容の最初のテストが

いきなり期末テストとなる。


学力テストと

定期テストの違いはあるので

比較するのも少し違和感があるが

まだ他の比較対象が無い為

最初の学力テストより

高得点を目指して頑張って来た。

しかし現実は

4月の学力テストより

7点低かった。


5科目460点以上取れて居るので

充分でしょと

言われてしまうかも知れないが

配点の高い記述や応用問題を

ほぼ全て正解して居るのに

5科目全て

正答率の高い簡単な問題を落とし

ケアレスミスばかりで満点を逃している。


国語は予想通り

文節&単語問題で

まんまと1問やらかしていた。


そんなに人生甘くはない。

確実に取れる問題で

ポロポロ落としている様では

合計点の積み上げは難しい。


取れる問題は

絶対に得点をもぎ取る練習を

ひたむきに重ねて行かなければ

いつまで経っても進化出来ない。


模試は更にもう1段高い所で

基礎は仕上がっている前提での勝負となる。


学校の次のテストは

晩秋の学力テストまで何も無い。


それまでの間は

毎日の学習で

単元テストを確実に取れる様に

授業の予習&復習を継続する。


模試や検定の学習を重ねて

中だるみしない様に

気を引き締めてやって行こう。


早速今日

夏休み明けの

漢検の申込み用紙が配布された。

前回の準2級の結果待ちだが

次の2級を申し込む。

もし準2級がダメだったなら

申込済みの2級から

準2級に変更する。

変更不可であれば

そのまま2級を受検する。

ポン助と確認をして

申込み用紙を記入した。


学校では2級までしか

受検出来ないので

その上の準1級と1級は

個人で受検となる。

自分で都会まで

受検に行かなければならないのだ。

そうなると移動が大変になるので

学校で受けられる検定は

全て挑戦する。


年間予定表で

検定日を確認して

逆算して学習計画を練って行く。


ポン助は

学校の勉強ばかりでは無く

模試や検定の学習も

同時進行しているので

学校の勉強のみを完璧に仕上げて

定期テストに挑む子には

抜かれる事も想定内だ。

しかし

学校のテスト以上の難易度の

テストを受けた事が無いまま

学校以外のライバルを知らないまま

高校受験期に突入するのは

あまりにもリスクが大きいので

我が家はこのまま

全て同時進行して

ポン助の「武器」を

1つでも多く持てる様に

受験期まで駆け抜けて行く。


また明日から

気持ちをリセットして頑張ろう。



お疲れ様

おやすみ。