塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

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期末テストが終わり

得点通知表配布はまだだが

今月の学力テストも

期末テストも

1学期の期末よりは

少し振るわなかった様子。

どちらも450点を超えられず

悔しそうにしていたポン助。

全体的には悪くは無いが

本人は不満らしい(笑)

 

母は今回ばかりは

仕方が無いと思っている。

 

今月上旬に

体育の授業で肩から転倒し

痛みに耐えられず

通学リュックも背負えなくなり

病院を受診。

 

骨には異常は無かったが

筋肉等の損傷もあるとの事で

相当酷い打撲だったらしく

右腕から指先まで

動かすと痛みと痺れに襲われた。

正直

字を書くのは

肩まで響く激痛があり

相当キツかったポン助。

 

暫くは

医師の指示で固定バンドを装着。

部活や体育の授業は勿論

動かすのも禁止されたが

テストがあるからと無理を言って

勉強時間だけはバンドを外し

痛みと闘いながらの

テスト勉強だった。

眠くなるからと鎮痛剤は嫌がり

湿布だけで何とか乗り切った。

 

終いには期末テスト延期となり

本来ならテスト終了日に予定していた

コロナワクチン接種が

テスト前の最後の週末になり

副反応の発熱や頭痛で

思う様な追い込みが

出来ていなかったと思われる。

 

おそらくポン助本人は

いつも通りにやっていたつもりでも

痛みの残る体では

勉強効率や定着率は

かなり低かったのだろう。

でもそれを理由にしたくないと

自分で言っていたので

前回より点数が低いのは

演習不足と言う事にした。

 

本人は納得していないが

軽く400点は超えているし

それほど悲観する事も無いだろう。

解答用紙を眺めても

全くの理解不能な失点は無いので

いつもより集中力が落ちて

ケアレスミスをしたり

問題の読み間違いによる失点が

1学期よりも少し多かった程度だ。

 

ただ

今回のテストの結果で

学年順位の入れ替えが

かなりある様だ。

塾に行き結果が出た子

自分の学習ペースを掴んだ子など

少しずつ中学の勉強に

皆慣れて来たのだろう。

 

そんな中

絶不調のポン助に勝ち

狂喜乱舞する輩も出て来るだろう。

それ程までにポン助を

蹴落としたくて叩き落としたくて

奥歯を噛み締めながら

ライバル視して来た子も

確かに存在する。

徹底的にポン助の落とし所を

虎視眈々と狙い

ポン助が入賞すればその度に

あからさまに嫌な顔をしたり

「あんなので賞取れるんだ」

「入賞続きだけど調子に乗らない方が良いよ」

等と

メンタルを崩しに来たり

聞こえる様に何度も嫌味を言ったり

こんなフザけた奴より

自分の方が上なのだと

周りや先生に認めさせたい子が

確かに存在する。

 

 

まあ

そんなのお構い無しに

ポン助はいつも通常運転。

 

今日も学校では

仲良しの女子と

下敷きで頭を猛烈にこすり

静電気を発生させて遊んで居たらしく

「今…俺は静電気を感じている…」

とつぶやき

やりたくても髪が無い

坊主頭の友達に

「一緒にやる?」

「うん…って、出来ねーわっ!!」

とツッコまれて

周りを爆笑させていたらしい。

 

確かに自分が中学生の頃なら

こんなおかしな奴に負けたら

必死に頑張った自分が

情けなくなるかも知れない(笑)

 

今回は不運が重なり不調だったが

たかが一度の定期テストだ。

悪くても別に死にはしない。

下がったなら上げれば良い。

ただそれだけの事。

落ち込む事も腐る必要も無い。

ただ

反省は全て次に繋げて行こうか。

進学塾の模試や全国テストを

定期的に受けて

自分の立ち位置を確認しながら

学習計画を立てて行こう。

 

全統中のデーターでの

ポン助の高校ランク基準は

難関私立・最上位公立高校レベルだった。

(早稲田大学付属・慶應義塾大学付属)

いやいや遠いだろうと言って

ポン助と眺めていた。

その1つ下の難関公立高校レベルが

(札幌南 札幌北 旭川東 帯広柏葉)

とても良い目安になるので

常にそのレベルを超えて行ける様に

実戦力を鍛えて行こう。

勿論全統小時代から恒例の

入学認定証も届いていたが

どの塾校舎も遠すぎて通えない(笑)

 

学校の授業は楽しくて

絶対に休みたくないポン助。

嫌な奴も居るが友達は沢山居る。

でも勉強の楽しさを共有出来る

仲間が少ないのが寂しいらしい。

そんな自分を少しでも出せば

変人扱いされたり

気持ち悪いと言われたりするので

高校は

勉強が好きで楽しいと

堂々と言える所に行きたいと

そう言っていた。

 

「僕は誰かに勝つ為じゃなくて

知るのが楽しいから勉強する。

行きたい場所があるから勉強する。

皆がゲームしたり遊びまくっていた時に

中学受験勉強した数年間の土台は

例え落ちても消える事は無いし

絶対に崩れる事なんて無いから

自分を信じられる。

僕は中学に入って

今本当に勉強が楽しいよ。

ま、たまに今回みたいに

上手く行かない時もあるけどね(笑)」

 

この軸がブレなければ

誰に何を言われようが

きっと大丈夫だろう。

 

さあ

気持ちを切り替えて

次の挑戦の準備をしようか。

 

学校の下敷きは

ちゃんとアルコール除菌して

頭皮の油を落としておいてね(笑)

 

テストお疲れ様。

痛みに耐えて

良く頑張りました♪