塾なし高校受験〜うちの田舎メソッド〜

2025年高校受験予定の中3息子、ポン助は中学受験残念組。進学塾も高校も無い町から1校のみの挑戦。しかしあと数問程度力及ばず、地元の公立中に進んだ。中学受験の内容も知らずに、事ある毎にネタにして馬鹿にする奴も居る。でも「楽しかった。僕は挑戦する事を止めない。」そう言い切った。常に仲間と明るく楽しく、全力で駆け抜ける田舎の中学生男子の日常。

新中2に向けて

「学年末テスト終わったら

中2の勉強に入っても良い?」

「いいよ〜。」

「数学は中3範囲と数検3級のテキストを

並行する予定。英語も中3範囲と英検3級。

足りない問題集追加お願いします!」

「了解。でも春休みに確か道コンあるよ。」

「OK。復習祭りだゼぃ♪」

 

まだ学年末テストすら

終わっていないが

先の先の計画を

漠然と立てている様子。

 

とりあえずは

目前に控えた漢検

頑張ろうねと話していた。

あまり勉強時間が取れず

今回も微妙なのだが(笑)

失敗や不合格を恐れて

完璧な勝ち戦になるまで

もしくは親のGOサインが出るまで

何も行動出来ない子よりは

例え傷だらけになっても

何度叩き落とされても

鼻水垂らして笑いながら

泥臭く立ち向かうポン助の方が

明らかに人生の経験値は爆上がりなので

諦めずに何度も挑戦しよう。

 

失敗の数だけ

強靭なメンタルを手に出来る。

どんなに失敗しても

どんなに泣いても

特に小さいうちは

親がしっかりサポートして

傷ついた心に寄り添い

頑張りを認めて励まして

次の挑戦に向かう姿勢を称えて

背中を押して行けば

簡単に折れる子にはならない。

 

どちらかと言えば私は

淡々としているし

人前ではかなり厳しい母だが

その場で叱るのは

誰かを傷つける様な言動があったり

調子に乗り過ぎて

危険な行動になりかねないと

判断した時などで

絶対にポン助の頑張りを否定したり

ポン助よりも優秀な誰かと比べて

劣っている部分を責めたり

出来ない部分を強制的にやらせたり

やりたくない事や習い事など

親のエゴで無理矢理やらせたりは

一切しなかった。

 

ポン助が何かに挑戦する時は

全て自分の意志だった。

それはこれからも変わらない。

 

我が家には

代々継いで貰いたいレール等は

存在しない。

肩書も世間体も

気にして生きる様な上流な親でも無い。

誰かの評価や評判なんて

そんな物はどうでも良い。

ただの田舎の一般庶民だ。

ポン助はポン助の人生を

自由に生きれば良いと

自分のやりたい事を

思い切りやれば良いと思った。

 

ポン助が全力でやるなら

親も全力で応援するだけ。

我が家の教育方針なんて

至ってシンプルだ。

 

ポン助が結果を出せば

「親が熱心だから」

 

ポン助が失敗したら

「親が無理させてるから」

 

周りは好き勝手に言っている様だが

直接言って来る人は

今まで一人も居ないし

あくまで我が家は我が家のやり方で

ブレずに貫いて行くだけだ。

 

現在のペースメーカーは

勿論ポン助。

 

自分なりに新中2のビジョンが

描けている様なので

このまま変わらず走り続けよう。

 

多分そのうち

中2病も発症するだろうけど(笑)

多かれ少なかれ

思春期皆が通る道。

 

多感なこの時期にしか

出来ない経験を沢山しながら

抱え切れない思い出と実力を

どんどん積み上げて行こうか。